花屋が伝えたいバラのドライフラワーの簡単で黒ずまない作り方

バラは綺麗にドライフラワーになるお花です。

素敵な生花を楽しんだ後は、ドライフラワーでバラを楽しみましょう。

しかし、ただドライフラワーにするだけでは、黒ずんだイマイチなバラになってしまいます。

そこで今回は、花屋でありフラワーアーティストでもある私が、バラを簡単にドライフラワーにする方法と飾り方のコツを合わせてまとめてみました。

失敗せずにバラのドライフラワーを楽しみたい方はぜひご参考ください。

目次

バラのドライフラワーの作り方

まず、ドライフラワーの作り方としては、主に3種類。

わかりやすく作り方を比較表としてみます。

方法ポイント
ハンギング法花を逆さにして吊るす・簡単シンプル
・形がナチュラル
・色は変わりやすい
シリカゲル法花を乾燥剤に入れる・乾燥剤が必要
・形が潰れやすい
・色は残りやすい
ドライインウォーター法花を花瓶に活けたまま乾かす・観賞しながらドライにできる
・花の首が下がりやすい
・色は変わりやすい

3つの作り方としては、上記のような特徴があります。

他にもグリセリン法がありますが、用意と作り方に手間がかかるので一般家庭ではおすすめしません。

そして、バラのドライフラワーにおすすめな作り方はハンギング法です。

バラをハンギング法でドライフラワーに

バラドライフラワー

ハンギング法のメリットは、吊るすだけの簡単シンプル。

何本か束ねて(一輪でもOK)、乾燥した場所に吊るしておくだけ。

バラドライフラワー作り方

バラは葉もドライになりやすいので、葉を残したままドライフラワーにするのもおすすめです。

注意点としては、葉があると乾燥しにくい点です。あまり重ねて束ねないようにしましょう。
また、乾燥した風通しの良い場所で干してください。水気のあるところだと状態が悪くなり、黒ずんでしまう傾向です。

バラがドライフラワーになるのに何日?

バラがドライフラワーになるのに何日かかるか?

  • ハンギング法:4~5日
  • シリカゲル法:1~2日
  • ドライインウォーター法:1週間以上

このような目安で、ハンギング法での花の状態の変わり方を見てみましょう。

ピンクバラドライフラワー

淡い白ピンクのバラ。

ピンクバラドライフラワー2日

2日経つと、水分も少し抜けてきて、花の形も崩れているように見えます。

バラドライフラワー色ピンク4日目

4日経つと、水分も抜けきり整った形に。

触るとパリパリカサカサで、渇いている感じならOK。

花の中を触ってみて、まだ水分が残っているようだと、まだハンギング法を続けてください。

水分が残っている状態で立てると、渇いた時に花の形が崩れやすいです。

バラドライフラワー作り方渇き方

花の首に水分が残っていると、くたっとしてしまいます。

ドライフラワーは、しっかり渇ききってから飾るようにしましょう。

バラ以外だと、ドライフラワーにするのにもっと日数がかかります。
バラより早いのは、ミモザ、カスミソウ、スターチスといったお花くらい。
バラはトップクラスにドライフラワーになるのが早い花です。
花屋が選別するドライフラワーにしやすい花しにくい花

シリカゲル法

ハンギング法以外もご紹介。

シリカゲル法は、乾燥材を使用する手間がありますが、短時間でドライフラワーにできます。

ドライフラワーシリカゲル法

タッパーに詰めた乾燥剤ですが、ドライフラワーには左の細かい園芸用乾燥剤を使いましょう。(右の一般的なシリカゲルだと、ドライフラワーには少し向いていません)

バラドライフラワーシリカゲル

しっかりと花全体を乾燥剤に埋めてください。

ただ、埋めるために、花が潰れやすいのがデメリット。

バラのドライフラワーシリカゲル法

割と深紅が残った方ですが、花が乾燥剤の重みで潰れてしまいます。

個人的に、バラのドライフラワーをシリカゲルで作るのはおすすめしません。

ミモザや千日紅等、シリカゲル法が向いている花もあります。
繊細な花びらはシリカゲルに向いていません。

ドライインウォーター法

バラドライフラワー一輪挿し

花を花瓶に活けたまま、徐々に水を減らしてドライフラワーにする方法ですが、バラの花は正直難しいです。

スプレーバラドライインウォーター法
デメリット
  • 花の首が下がる
  • 花びらが開いた状態となる
  • 葉が下がる

全体的にくたびれたイメージとなり、少し格好悪くなりがちなのがドライインウォーター法のデメリットです。

コツとしては、咲ききる前から水を減らし、葉っぱは取り除くこと。

慣れが必要ですが、飾ったままドライフラワーへの過程が楽しめるメリットですので、バラの生花もお好きな方はぜひ挑戦してみてください。

バラのドライフラワーの色

バラは、様々な品種とカラーを楽しめるのも大きな魅力。

ドライフラワーでも、上手に作れば綺麗な色を残して楽しむことができます。

バラのドライフラワー

赤系、紫系、ピンク系、オレンジ系、ホワイト系。

ドライフラワーにすると、基本的には少し黒ずみますが、短時間で乾かしきることにより、淡い色も残すことができます。

逆に、湿気のある場所で渇く時間がかかると、黒(茶)ずんでしまうので注意です。

バラのドライフラワー黒くなる

これはこれで味があるのでお好みですが、できるだけ生花に近い色で仕上げたいなら乾燥時間を意識してみてください。

湿気取りのような乾燥剤を周りに置いておくのもおすすめですよ。

湿気のある場所や季節を避け、できるだけ素敵なバラのドライフラワーをお楽しみになってください。

また、私達GANON FLORISTでもバラのドライフラワーを販売しており、スワッグの主役としても大変人気です。

もちろん、バラを使った生花アレンジも大人気で、飾ったバラをドライフラワーにするのもとても楽しいですよ。

バラのドライフラワーがお好きな方は、ぜひこちらオンラインショッピングもチェックしてみてくださいね。

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