4月6日の誕生花は「福寿草(フクジュソウ)」
縁起の良い植物として江戸時代から愛でられている植物で、お花屋さんやホームセンターなどでも購入しやすいです。
ただ、福寿草の葉っぱと茎には毒性があるので少し注意も必要。
ということで、今回は実際に苗の販売経験のある私が、強く逞しく生き抜く福寿草の魅力をご紹介いたします。
4月6日の誕生花を知りたい方は、ぜひ以下もチェックしてください。
4月6日の誕生花「福寿草」
4月6日の誕生花は、春の訪れを感じさせてくれる代表的なお花、福寿草。
旧暦のお正月(2月)に開花する事から、日本では古来より縁起の良い植物として愛されてきました。
その為、
元日草(がんじつそう)
朔日草(ついたちそう)
など、数多くの別名で知られています。
福寿草は、江戸時代に福告ぐ草(フクツグソウ)と呼ばれていましたが、ゴロが悪く呼びやすくする為、縁起の良い植物として浸透していた事から福 "寿" 草となりました。
お正月に南天と一緒に飾ることで「難転じて福となす」という事から、お正月飾りにされている方も多いのではないでしょうか。
雪解けとともに短い茎から華やかに咲き始める黄金色の姿はとても強く美しいです。
福寿草の花言葉
幸せを招く
永久の幸福
「福を招き、長寿を呼ぶ」と言われる福寿草は、まさに誕生日の贈り物にもぴったりです。
ギフトフラワーに花言葉を添えるのも素敵ですね。
福寿草の葉っぱ
福寿草の花が終わる頃には、人参のような葉っぱが広がります。
その姿もまた面白く可愛いもの。
しかしこの葉っぱや茎には有毒がありますので注意が必要です。
寒い時期でも開花する福寿草の不思議
なぜ福寿草は、寒い時期でも開花するのか?
その答えは花弁の形と性質にあります。
アンテナのような花弁
この花弁の形は太陽光を集めやすく、雄シベと雌シベがある花の中心を暖かくし、温度を上げています。
向日性(こうじつせい)
花・茎・葉が太陽光の強い光を求めて方向を変えていきます。
ヒマワリは太陽に向かって咲くと知られていますが、福寿草も同じ向日性。
日が陰っている時に花弁が閉じるのも、花の温度を上げる為です。
蜜を持たない福寿草は寒く厳しい環境の中で受粉の為に保温力を高め、昆虫を呼びます。
昆虫にとっては暖かい場所となり、ゆったり過ごせる場となります。
福寿草の贈り物・ギフトフラワー
福寿草の鉢物はホームセンターなどでは12月〜3月頃に見かける事が多いです。
中でも多く出回るのは2月。
切り花での流通よりも苗で販売されていることがほとんどです。
私達GANON FLORISTでは、4月に旬を迎える様々な春のアレンジメントやブーケをご用意しております。
※福寿草をはじめ、鉢物のご用意はございませんのでご了承ください。
華やかな春のお花をプレゼントしたい、という方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
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