世界の環境に優しい社会を作るデザイナー建築家 Neri Oxman(ネリ・オックスマン)


自然が作り上げたのもこそが美しい。我々はそこから発見するだけだ。
                         アントニオ・ガウディ


自然は私たちの母であり、私たちに必要なものを全て用意してくれた。 あとはそれをどう理解し、使うかが私たち人類の役割だと思う。

人類は近年もの急速に発達してきた。 第一次産業革命から始まり、第二次、第三次と、どんどん生活が便利になる一方で 私たちの母である自然はそれに比例して失われつつある。

森林伐採・土壌汚染・大気汚染・プラスチックなどゴミの埋め立て———
私達人類がこのまま自然を蔑ろにしていくと、確実にいい未来は訪れない。

一刻も早く、自然と共存していく未来にシフトチェンジしていかなければならない。

そんな難しい問題に、希望の光を世界に教えてくれた一人の女性がいる。


Neri Oxman(ネリ・オックスマン)
建築家でありデザイナー、MIT教授でもある彼女が研究、そして発表してきた作品の数々は これから人類が自然と共存していくために必要なものばかりである。

ネリ・オックスマン|NERI OXMAN

建築家、デザイナー、MITメディアラボ メディアアート・サイエンス学部教授。デジタルデザインと生物学的デザインの統合を追求するデザインリサーチグループ「Mediated Matter」をMITメディアラボに創設。「マテリアル・エコロジー」という言葉を用いて、生態学を人工物の世界に結びつける試みに挑んでいる。彼女の作品はMoMAやポンピドゥー・センターなどに収蔵されている。

https://neri.media.mit.edu/
目次

次世代のものづくりは“成長の時代へ”


これまでの人類の進歩は全てものづくり。 地球上にある何かを発見し、それを変化させ、製造した部品を組み合わせて いろいろなものを作ってきた。それを続けてきたせいで現代では便利にはなったが、 一方で物に溢れ、自然破壊を繰り返し、多くの被害を起こしてきた。 もうそのものづくりの時代やめなければならない、かつもう古い。

あの130年以上経った今もまだ未完成のサクラダファミリアを建築したスペインのアントニオ・ガウディも述べている。
「自然が作り上げたのもこそが美しい。我々はそこから発見するだけだ。」

考えてみてほしい。”自然物は別々の部品を組み合わせてできているだろうか?”
私たちの皮膚は同じ素材でできているが、顔の皮膚と背中の皮膚では働きが違う。

Neri Oxman (ネリ・オックスマン)はこの機械と生物組織を繋ぐデザインを発表し続けている。

メディアアート・サイエンス学部の教授でもある彼女は、研究グループ「メディエイテッド・マター・グループ(Mediated Matter Group)」の設立者兼ディレクターを務め、自然界にある要素を、建築やプロダクト、ファッションなどのデザインに取り入れることを意味する“マテリアル・エコロジー”という造語を生み出した人物でもある。

機械と生物という、相反する二つの世界を繋ぎ「組み立てる世界」から、そのもの自体が「成長する世界」へと近づくことが必要不可欠だろう。

プラスチックがなくなる世界


海外から日本に住み始めた人の多くが、「日本はプラスチックを使い過ぎている」と感じている。

スーパーやコンビニに行くとほとんど全てのものがプラスチックで包まれ、その商品をさらにビニール袋で包む。最近はビニール袋の有料化やSDGsの影響で使用量が減ってはいるが、地球に住んでいる以上、環境を害することはなるべく避けたい。

地球に優しい有機プラスチックを開発 MIT lab

そもそもなぜプラスチックが環境被害を起こすかご存知だろうか。

簡単に説明すると、プラスチックはポリエチレンというものから作られており、それは有機物では無いため、バクテリアがほとんど分解できず、地球上にゴミとして残ってしまい、そのゴミ問題がいろいろな被害を起こしているのである。

ではそのプラスチックが有機物で作られ、地球に戻る素材だとしたらどうだろう?

Neri Oxman 率いるMIT lab チームは3Dプリンターでそれを実現させた。
この夢のようなプラスチックは、地球上に豊富に存在し、木や虫、りんご、骨などにも含まれるChitosan(キトサ ン), cellulose(セルロース), pectin(ペクチン), and water(水)から構成されていて、丈夫で海に入 れると溶けて海洋生物の栄養分となることがわかっている。

この有機プラスチックが世界に浸透して使われたとしたら、地球に優しい未来が待っているかもしれない。

Neri Oxman (ネリ・オックスマン)インスタグラム

終わりに

日常生活で私たちは環境にダメージを与えているものの使用に慣れすぎ、頭では理解しているものの、便利だからと環境に悪い行動をとってきました。

ですが近い将来、この素材によってプラス チック問題が解決され、より良い地球環境になることを期待できるでしょう。

私たち人類のためではなく生物のためというデザインや思考が美しいと感じる人が一人でも多く 現れますように。

「世界一花を愛せる国を作る」GANON FLORIST
 フローリスト TAKUYA OGURA

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